「レナードカムホート事件」(最高裁平成16年6月8日第3小法廷判決、平成15年(行ヒ)第265号)

事件名 レナードカムホート事件 本判決に関する論点 出願時において4条1項8号本文に該当するが、4条1項8号括弧書の承諾があることにより8号に該当しない商標について,4条3項の規定の適用があるか? 事実関係 ・ Xは、商…

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他人の名前を含む商標 「月の友の会」事件(最高裁昭和57年11月12日第2小法廷判決)

事件名月の友の会」事件この判決に関する論点「株式会社○○○」のうち、株式会社を除いた「○○○」の部分は、4条1項8号における「他人の名称」か?それとも、「他人の名称の略称」か? 事実関係・登録商標 「月の友の会」指定商品…

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通常実施権者の登録請求権(昭和47年(オ)第395号、最高裁昭和48年4月20日第2小法廷判決)

事件名 中押工法事件 論点 通常実施権者は、登録請求権を有するか? 事実関係 ・特許出願人Xの出願に対して、新規性違反を理由に、Yが異議申し立てをした。 ・XとYとで、示談により、特許査定がされたら、異議立てを取り下げ、…

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リパーゼ事件「発明の要旨認定」(昭和62年(行ツ)第3号、最高裁平成3年3月8日第2小法廷判決)

事件名 リパーゼ事件 本判決に関係する特許法の論点 審査のときの、発明の要旨認定の方法とは? 事実関係 ・Xは特許出願人であり、「リパーゼ」に関する発明について出願した。 特許請求の範囲には、「リパーゼ」という文言があっ…

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ボールスプライン事件「均等成立の要件」(平成6年(オ)第1083号、最高裁平成10年2月24日第三小法廷判決)

事件名 ボールスプライン事件 論点 均等の要件とは? 事実関係 ・甲は特許権者であり、「無限摺動用ボールスプライン軸受」という発明Xの特許権者であった ・乙は、似たような製品Yを製造販売していた ・甲は、乙に対して、特許…

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膵臓疾患治療剤事件「後発医薬品と試験研究」(平成10年(受)153号、最高裁平成11年4月16日第2小法廷判決)

事件名 膵臓疾患治療剤事件 論点 製造承認申請のための各種試験と、それに供する製剤の製造を特許期間中に行うことが許されるか? 事実関係 ・特許権者Xは、膵臓の治療剤にかかる発明について、特許を受けていた。 ・Yは、特許権…

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生理活性物質測定事件「方法の発明に関する特許権の効力」(平成10年(オ)第604号、最高裁平成11年7月16日第二小法廷判決)

事件名 生理活性物質測定事件(カリクレイン事件) この判決に関する特許法上の論点 方法の発明に関する特許権の効力 事実関係 ・Xは、特許権者であった。 ・特許は「生理活性物質測定方法(カリクレインの生成阻害能の測定方法)…

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訂正審決の確定と無効審決取消訴訟の帰趨(平成7年行政(ツ)第204号、最高裁平成11年3月9日第3小法廷判決)

事件名  大径角型鋼管事件(だいけいかくがたこうかんじけん) 論点 無効審判の審決取り消し訴訟中に、訂正審判が確定したときは、その無効審判の審決取り消し訴訟は、どうなってしまうのか。 事実関係 ・Xは特許権者 ・Yは、特…

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共同無効審判請求人の一部の訴訟(平成8年(行ツ)第185号、最高裁平成12年2月18日第二小法廷判決)

最高裁平成12年2月18日第二小法廷判決 論点 無効審決取り消し訴訟は、無効審判請求人の一部の者が、単独で提起できるかどうか。 事実関係 ・Yは特許権者 ・Xと訴外2名は、無効審判請求人 ・特許庁 無効審判請求不成立審決…

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判定の法的性質(昭和42年(行ツ)第47号、最高裁昭和43年4月18日第1小法廷判決)

最高裁昭和43年4月18日第1小法廷判決 論点 特許発明の技術的範囲に関する判定が行政訴訟の対象となる行政処分か否か? 事実関係 ・Aは、自分の製品が、B社の登録実用新案にかかる考案の技術的範囲に入るかどうか判定を求めた…

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審判書における理由記載の程度(昭和59年(行ツ)第134号、昭和59年3月13日第1小法廷判決)

昭和59年3月13日第1小法廷判決 論点 審決書に書く審決の理由は、どの程度詳しく書けばよいのか。 事実関係 ・特許権者(甲)は、「非水溶性モノアゾ染料」の発明について、特許をとった。 ※ アバウトですが、こんな製法です…

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無効審決の確定と訂正審判・審決取り消し訴訟の帰趨(昭和57年(行ツ)第27号、昭和59年4月24日第1小法廷判決)

事件名 トレラーの駆動装置事件 論点 訂正審判の審決に対する審決取消訴訟の最中に、無効審決が確定したら、その訂正審判の審決取り消し訴訟は、どうなるのか。 事実関係 昭和43年 無効審判請求 昭和45年 特許権者が訂正審判…

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誤記の訂正の意義(昭和41年(行ツ)第1号、最高裁昭和47年12月14日第1小法廷判決)

事件名 フェノチアジン誘導体事件(最高裁昭和47年12月14日第1小法廷判決) 論点 特許請求の範囲に誤記があるときに、その誤記の訂正をすると、特許請求の範囲を実質的に拡張するものとなる場合、その訂正が認められるか? 事…

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補償金支払い請求のための警告(昭和61年(オ)第30号、最高裁昭和63年7月19日第3小法廷判決)

事件名 アースベルト事件 論点 出願公開後に警告した後、補正したら、改めて警告が必要か? 事実関係 ・出願人Xが、自動車の後部に垂らしてアースしながら走れるベルトについて実用新案登録出願をした。 ・Yが、同様のベルトを製…

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先願発明との同一性 (平成3年(行ツ)第98号、最高裁平成5年3月30日第3小法廷判決)

最高裁平成5年3月30日第3小法廷判決 事実関係 ・先願特許権者のYが、後願特許権者Xの特許に、39条1項の無効理由があるとして、審判請求をした。 ・先願特許と、後願特許は、ともに「通電加工装置」という発明に関するもの。…

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オリンパス事件(平成13年(受)第1256号、最高裁昭和15年4月22日第2小法廷判決)

事件名  オリンパス事件 論点 使用者から対価をすでに受け取った発明者が、その受け取った対価と相当の対価との差額を、使用者に請求できるか? 事実関係 ・使用者Xのもとで、「ピックアプ装置」を発明した発明者Yがいた。 ・Y…

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生ゴミ処理装置事件(平成9年(オ)第1918号、最高裁平成13年6月12日第3小法廷判決)

事件名  生ゴミ処理装置事件 争点  特許を受ける権利を有していた「真の権利者X」が、特許登録の後に、「冒認者Y」を相手取って、登録名義を冒認者から自己へ移転することを請求することができるか? 事実関係 ・XとZが、共同…

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酸化ベリリウム事件(昭和51年(行ツ)第9号、最高裁昭和51年4月30日第2小法廷判決)

事件名 酸化ベリリウム事件(最高裁昭和51年4月30日第2小法廷判決) 論点 出願後に頒布された刊行物によって、出願時の技術水準を認定することは、実案3条2項に反するか? 事実関係 ・特許庁の審判官は、拒絶審決をしました…

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刊行物への発表(昭和61年(行ツ)第160号、最高裁昭和61年7月17日第1小法廷判決)

最高裁昭和61年7月17日第1小法廷判決 争点 発行された特許公報に記載された発明は、特許法30条1項(平成24年法改正後は30条2項に対応)の新規性の喪失の例外の適用を受けられるか? 事実関係 ・「第三級環式アミンの製…

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黄桃の育種増殖方法事件(平成10(行ツ)19 号、最高裁昭和52年10月13日第1小法廷判決)

事件名  黄桃の育種増殖方法事件 争点 交配や選抜による植物新品種の伝統的な育種方法において、発明完成のための「反復可能性」は、どの程度あればよいのか? 事実関係 ・特許されていた黄桃の育種増殖方法について、無効審判が請…

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原子力エネルギー発生装置事件(昭和39年(行ツ)第92号、最高裁昭和44年1月28日第3小法廷判決)

事件名 原子力エネルギー発生装置事件(最高裁昭和44年1月28日第3小法廷判決 争点  本件のエネルギー発生装置が、旧特許法一条にいう「発明」に該当するかどうか。 事実関係 ・フランスにした出願を基礎出願として(パリ優先…

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発明の未完成と拒絶理由(昭和49年(行ツ)第107号、最高裁昭和52年10月13日第1小法廷判決)

最高裁昭和52年10月13日第1小法廷判決 争点  「発明未完成」を拒絶理由とする通知は、特許法上、認められるか? 事実関係 ・Xは、米国にした出願に基づいて、優先権を主張して「薬物製品」を出願 ・特許庁は、拒絶審決をし…

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拒絶審決取り消し訴訟と固有必要的共同訴訟(平成6年(行ツ)第83号、最高裁平成7年3月7日第3小法廷判決)

最高裁平成7年3月7日第3小法廷判決 論点 拒絶審決取り消し訴訟は、拒絶査定不服審判の請求人が複数いるときに、単独でできるのか? 事実関係 ・甲と乙とが、共同で実用新案登録出願をした。 ・審査官は、進歩性違反で拒絶査定を…

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筆記具のクリップ取付装置事件、平成21年2月27日判決言渡(平成19年(ワ)第17762号)

本件は、実用新案権者である原告が実用新案権の侵害を理由として被告に損害賠償を請求したところ、被告が無効の抗弁を主張し、原告がこの無効の抗弁に対して、訂正により無効の抗弁が排斥される旨の主張(対抗主張)をした民事訴訟です。…

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特許請求の範囲に記載のない発明を目的とする分割出願(昭和53年(ツ)第101号、最高裁昭和55年12月18日第1小法廷判決)

事件名 半サイズ映画フィルム録音装置事件 論点 旧・特許法は、10条で、2以上の発明を包含する特許出願の一部を新たな特許出願にできるという規定でした。 そこで、「2以上の発明」の、「発明」という文言は、特許請求の範囲の発…

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第二次箱尺事件(昭和61年(行ツ)第18号、最高裁昭和61年7月17日第1小法廷判決)

事件名 第二次箱尺事件(最高裁昭和61年7月17日第1小法廷判決) 争点 外国においてマイクロフィルムが特許庁内でのみ配布され、現実に頒布されていない場合、そのマイクロフィルムは、実案3条1項3号の「頒布された刊行物」に…

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キルビー事件(キルビー特許事件)「特許に無効理由が存在することが明らかな特許権に基づく権利の濫用」(平成10年(オ)第364号、最高裁平成12年4月11日第3小法廷判決)

事件名 キルビー事件 この判決に関する特許法の論点 特許に無効理由が明らかに認められる場合でも、権利行使が認められるのか? 事実関係 ・T社(テキサス インスツルーメンツ インコーポレーテッド)は、昭和35年、「半導体装…

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接客の自己PRの例文

接客業の就職や転職の面接でつかえる、自己PRの例文を紹介します。 例文1 私はこれまで、百貨店の婦人服の売り場で働いていました。 私は、百貨店での勤務を通じて、お客様と、商品を使うシーンを共有することの大切さを学びました…

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豊洲市場は建て直しへ

豊洲市場は、盛り土の問題に加えて、現場の声を無視した設計がされていると話題です。 スロープが狭い、エレベーターの数が少ない、店舗の面積が小さい、床の耐荷重性能への不安、床を海水で流せない等の問題が上がってきているようです…

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HIV恐怖症とは

HIVに関して、「HIV恐怖症」という心理状態があります。 . これは、危険ではない性行為を不安に感じてしまうことをいいます。 また、たとえば、偶然に他人血液が付着したときに、それに触れたことで HIVに感染したと思い込…

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ポケモンGOをシースルーのウェアラブルメガネ(スマートグラス)で遊べる日はくるか

ここ数日、話題のポケモンGOですが、歩きスマホが大変な問題となっています。 事故の原因となるのを防ぐには、画面を見つめすぎないことが必要になりますが、熱中してしまうと、なかなかそう簡単に対策できるものではありません。 そ…

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探偵に頼めること一覧

探偵に依頼できる代表的なことを一覧で紹介します。 探偵事務所によって得意な案件は異なりますので、依頼するときは、どの分野に強い事務所なのか確認してから依頼しましょう。 個人が頼めること 夫婦間|配偶者の調査 最近帰りが遅…

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