保育士が勤務先に子供を無条件で預けられる選択肢が欲しい。

本日のニュースより。

保育士さんの離職率が高いのは知られているところであるが、離職するタイミングとして多いのは出産だそうです。

保育士は長時間勤務が前提となるため、なかなか仕事を続けられないのだとか。この問題を解決しようと、短時間勤務の制度に取り組む自治体(大阪の枚方市など)はあるものの、対症療法的です。

ここで、通常、子持ちの保育士さんは、自分の子供を、勤務先ではない他の保育園に預けてから出勤しています。

しかし、保育園と保育園との間は、ある程度の距離があります。

したがって、子供の預け先と、勤務先を往復しなければならず、送り迎えに時間がかかり負担です。

この点は他の職業にはない、保育士に特有の問題です。

つまり、どこに引っ越しをしても、送迎の負担は無くならないということです。

保育士が出産を機に離職してしまう原因のひとつは、ここに有ると思います。

自分の勤務先に無条件で預けられる選択肢があれば、近くに住む保育士は楽ですし、離職を防ぐことに貢献できるのではないかと思います。

地域の子育て環境の整備を図るという点で見ると、この仕組みは、メリットがあります。

しかし、この制度を実施すると、保育士だけ優遇するのは不公平だという意見が出てきそうです。

思想でいえば、全体としての利益を優先する功利主義と、平等主義との衝突でしょうか。