PCL:後十字靭帯損傷の症状とリハビリや回復までの体験記

昨年にフットサルをしていた際、転倒して左膝の後十字靭帯の断裂を経験したので、同じ怪我をした人のために、回復までの経緯を参考のために書いておきます。

○事故

フットサルの試合中に、前のめりに転倒。

そのあと、膝に痛みを感じ、何かがおかしいと感じる。

コートの外で座って休んでいると、膝の皿の下の腱がベッコリとヘコんでいることに気がつく。

打撲と考えていたので、その影響かもと考えたが、ひとまず痛みでフットサルは続けられないので、とりあえず帰宅することにする。

とても痛かったが、足を引きずりながら電車に乗って帰宅。

ところが、膝は次第に腫れ、水が溜まってくる。

膝はグラつくし、何かおかしいと感じる。

○病院へ

ひとまず近所の整形クリニックへ行く。

レントゲンは異常がなかったが、先生が膝を前後に動かすと、膝が前後に動く幅が大きく、「前十字靭帯の損傷ではないか」と言われる。

膝を支える靭帯が損傷しているせいで、膝がグラつくのだということだった。

MRIを撮らないと損傷なのか切断なのか詳しくは分からないということで、大学病院を紹介してもらう。

その後行った大学病院で撮影したMRIを見ると後十字靭帯が完全に切れていた。

なお半月板については異常はなかった。

いわゆるPCL単独損傷といわれる怪我と診断される。

これのせいで、足のひざ下部分が、後方にズレてしまうらしい。

ドクターに手術になるのかと尋ねると、手術するのは、10人に1人程度と教えられる。

たとえば、靭帯の損傷の他に、半月板が損傷していたりとか重症の場合らしい。

PCL単独損傷の場合、ほとんどの人は、時間が経つと靭帯がくっ付き、スポーツ復帰できると教えられた。

リハビリとしては、左足の太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで、足のズレをサポートできると言われた。

そして、スポーツ復帰までの期間は3ヶ月くらいで、そのころから軽いジョギングを始めて良いとのこと。

また、頻繁に通院する必要はなく、3ヶ月後に様子見で再診に来てくれれば良いと言われる。

○経過

はじめの1ヶ月は、溜まっていた水が引いたくらいで、痛みはそのまま。

膝を曲げると痛いので、なるべく膝を伸ばしたままでいる必要があり、日常生活にかなりの支障があった。

しかし、リハビリはやる気が起きずに全くやっていなかった。

膝には負担をかけないような生活をしながら、ジョギング可能と言われた3ヶ月を迎えた。

3ヶ月経つと、確かに少し膝のグラつきは減り、ふつうに歩ける程度にはなった。

ただし、ひざのグラつきは残っていたし、膝を曲げるとまだ痛みが出る。

たとえばスクワットのような動きをすると、痛みが出て、90度まで曲げることはとても無理だった。

半月板などの損傷が怖かったので、ランニングせず、もうしばらく様子見をすることに。

それから徐々に痛みは消えていき、ようやく安心してジョギングをはじめられたのは、6ヶ月経過した頃だった。

○まとめ

PCLを完全に断裂した場合、リハビリを適切にすれば、3ヶ月程度で復帰できると言われているようですが、経験上、3ヶ月間では、全力疾走するようなスポーツには、まだ不充分だと思います。

ふつうの人、つまり早期のスポーツ復帰をしたい特別な理由がない人ならば、半年間は安静にしたほうが良いと思います。