三世帯同居で150万円の補助金がもらえる制度ができるとの話。

報道や国会の質疑によると、三世代同居の住居に、国が最大で150万円の補助金を出す新制度ができるそうだ。

目的は、三世帯の同居を促し、親の子育ての負担を減らすことらしい。

そして、補助金制度の対象は、台所、浴室、トイレ、玄関のうち 二種類の設備を二カ所以上設置した新築木造住宅あるいは同じ条件を満たす中古住宅とのこと。

すなわち、設備をつくれば、お金がもらえる。

そもそも、設備が二つずつなくても三世帯同居はできるという点で、方向性がどこか間違っているように感じる。

また、そのような施設に関する補助金程度で三世帯同居が促せるのか疑問である。つまり、補助金がもらえるから、三世帯同居に踏み切るなんて夫婦がいるのだろうか?

また、別の問題として、補助の要件には、三世代家族の同居を義務付けられていない(この点については、孫が生まれる前に、三世帯用の家を作る人のためと説明されている)。

ある国会議員が国会で指摘していたが、補助金を受けるために、三世帯で住む気もないのにわざと風呂とトイレを二つずつ作るような事例が、現実に出現しそうである。