阿修羅像(興福寺)

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阿修羅像(あしゅらぞう)
【制作時代】 奈良時代
【安置場所】 国宝館
【文化財】 国宝

乾漆造 彩色 奈良時代
像高 153.4cm

興福寺の阿修羅像は、西金堂に釈迦三尊、梵天・帝釈天、四天王、十大弟子像などとともに安置されていた「八部衆」のうちの1体です。

阿修羅は、仏教の守護神で、戦いの神として知られています。

この阿修羅像は、顔が美少年ということで人気があります。

特徴としては、武装しておらず、サンダルのようなものを履いていて足の指が見えていることや、上半身ははだけて、胸が見えていたり、腕がむき出しになっているというところがあります。

興福寺HPより

梵語(ぼんご)(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で「生命(asu)を与える(ra)者」とされ、また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になります。ペルシャなどでは大地にめぐみを与える太陽神として信仰されてきましたが、インドでは熱さを招き大地を干上がらせる太陽神として、常にインドラ(帝釈天)と戦う悪の戦闘神になります。仏教に取り入れられてからは、釈迦を守護する神と説かれるようになります。
像は三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で条帛(じょうはく)と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧(ひせん)や腕釧(わんせん)をつけ、裳(も)をまとい、板金剛(いたこんごう)をはいています。